試しのレオタード

2年前にレオタードをお作りしたはるかちゃんのレオタードをまた作ることになりました。
今回はお友達のご依頼もあります。

腰のところが凹んでいてお尻がポコンと出ている体型で
2年前も試しのレオタードでチェックしてもらって型紙を作りました。
お友達も全く同じ体型、サイズも「双子？」と思うくらい同じです。
余ったベロアで試しのレオタードを作りました。

お友達の方から試着したところの画像が送られてきました。
とてもチェックしやすい画像で型紙を早速補正
デザイン画も見ていただきましたのでモチーフ作りにかかります。

試しのレオタードはキャミソール型で背中をくりましたので
その作り方です。
胸あてのところをきれいに仕立てるコツもあります。

背中をくっています。

見返しを付けて脇を縫った後
背中の縫代に10コールのゴムを少し伸ばし気味（4㎝→4．5㎝）にしてしつけます。

脇の縫代は割ってゴムをしつけます。

足周りのゴムと同じでしつけたゴムにそって縫代を折って
表から直線縫いでミシンをかけます。
ゴムの両端は見返しの中に入れてステッチで縫いとめます。

たくさんレオタードを縫うようになってしつけをせずに縫うことが増えたのですが
胸あてのこういうステッチは必ずしつけをします。
そのとき
　『見返し布を少し控えるようにする』
縫い目が表側からだと見えないように、裏側になるように（ほんの少しですよ）
　
こうするとステッチをかけても端が波打った感じになりません。
もちろん端から6～7ミリのところを一番大きなミシン目でステッチをかけます。

黒のレッスン着は股下がひと続きでした。
普通は別々で中表にして股下を縫ったら、縫代を前見頃側にたおして
縫い目から1㎝のところにステッチをかけておきます。